【作品名】おやすみなさい おつきさま
【作】マーガレット・ワイズ・ブラウン【絵】クレメント・ハード【訳】せたていじ |
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緑の部屋で眠りにつく、うさぎさんのお話。 部屋の中のありとあらゆるものに、 「おやすみなさい」と語りかけていきます。 絵本が終わったら、子供の寝室にある物達にも 「おやすみなさい」と言ってあげるといいですね。 |
■あらすじ
緑のお部屋に横になって
眠ろうとしているウサギさんのお話。
緑の部屋の中のものたちに
次々に、「おやすみ」の挨拶をします。
「おやすみ●●さん」と・・・。
■私の感想
この絵本は、
読み進むうちに、
だんだんと部屋の明かりが薄暗くなっていきます。
最後は、月あかりと、星あかり、
暖炉の火とにんぎょうの家のあかりだけになり
ロマンティック。
そして皆が寝静まっているのに、
ネズミさんだけは起きていて、
窓辺で星空をを眺めているかのようです。
ただちょっと不思議なのは、
なぜか、テーブルに「おかゆ」が・・・。
アメリカの本だと思うのですが・・・。
原作をいつか読んでみたいと思っています。
■評論社
■発行 1979年9月